こんにちは。
開業に向けて、いよいよ始動です!
生産者さん訪問第一弾とさせていただいたのは、
兵庫県多可郡多可町加美区の「足立醸造」さんです。
事前に、お醤油やお味噌の作りについてちょっぴり勉強
してみましたが、その工程や、素材への向き合い方は、
ワイン造りにも通ずるものがあり、
とても興味深く、楽しみに伺いました。
お忙しい中、蔵を案内して下さったのは、工場長の足立裕さんです。
こちら足立醸造さんは、明治22年創業から130年間、
手間ひまかけておいしいお醤油とお味噌を提供する、
という原点を守り、原料も兵庫県産と国内の有機大豆を使用、
更に今では稀少な、酵母や乳酸菌が生きる木桶を使って
原料調達から瓶詰まで一貫して自社でおこなう
貴重な存在のお醤油屋さんです。
昔はどのお醤油屋さんも木桶で醸造されていたそうですが、今ではプラスチック製の樽で作る生産者がほとんどだそうです。木桶なら約1年半かかる醸造もプラスチック樽なら半年でできてしまいます。
この手間暇が味わいとなり、
また木桶の微生物の働きがお醤油の味わいに深みを与え、
素材の良さ、そして美しい多可町の自然、
その全てが作用し
足立醸造の美味しいお醤油やお味噌を作り出す。
商業的なことに流されがちな現代においても、この造りと美味しさを守り続けておられることに
感動しました。そして、そのような手間暇かかった美味しいお醤油とお味噌が、私たちの日常に
手軽に味わうことができることに感謝です。
この第一弾の「足立醸造」さんの訪問で、私自身早速気が引き締まる思いです。
お見せ頂いたこの背景と共に、足立醸造さんのお醤油と味噌の魅力をしっかりと伝えていきたいです。
*画像(上)はお醤油を醸造している木桶の上部、
(私の多いな背中はご容赦を(;'∀'))
画像(下)はなんとその木桶の下部!
すっごい深いんです!!
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