「小さな店だからこそできることがある」
この言葉に惹かれ、この本を手にとりました。
たぶんこの本は、食に関心が深い人や食品店をしている人などしか
なかなか読もうと思わない本かもしれません。
でも数々のメッセージは、売る側だけでなく、
日々何かを食べて生活をしている全ての人が、
もう一度「大切な食」について立ち止まり考えてみる、
そんなきっかけになるような本です。
大切なことがたくさんすぎますが、中でも私の視点(販売者として)で、心に留まった言葉を備忘録(*'▽')として書き留めてみました。
それでも長いので💦ご興味ある方のみ・・・(^_-)-☆
◆(人々に)安さや便利さの裏にある真実に目を向けて、自分の価値判断でものごとを見極める力を持って頂きたいと思う。
◆ 取り扱うのは「おいしい」ものだけ
◆ 少しづつ売れる商品に育てていくことが、生産者との長い付き合いを可能にする秘訣。
◆ 同じ地域に、同じ業種でも全く違うタイプのお店があることはそのまちの魅力いなるのではないかと考えいます。
◆ すでに豊かになり縮小に向かうマーケットが求めているのは本当に手頃な価格だけなのでしょうか?
◆ お客様の楽しい買い物と、その先にあるライフスタイルの充実を願って、高価値なものを仕入れ続ける覚悟です。
◆ 一品一品に真摯に向かう姿勢の積み重ねこそが信用を育む。
◆ 食品の3つの基準①食味 ②原料と製造法 ③添加物や農薬の使用の有無
① 作る人がまじめにごまかすことなく、世の役に立つと考え努めた結果生まれる味。
そのような食品は、素材の味を自然と引き出し、素直で、誰が食べてもおいしいと思える。
② 商品に物語性があり、本来の製造法である作りに近いものが望ましい。
またその土地柄や風土から生まれる稀少性の高いものなども大切に。
③ 「もっと大量に作りたい」「もっと長くあ日持ちさせたい」「もっ儲けたい」が化学添加物や農薬につながる。
◆ もしお客様を「安さでしか呼べない」と考えいるならば間違いです。
安さだけでしか判断できない売り場を、私たち商人が作っているのです。
◆ (店が狭いからアピールできるような陳列は不可能という)限界を作っていたのは他でもない自分だった。
◆ 何か1つのことに一点突破した商売の仕方があってもいい。何に焦点を当てたとしても、その専門性が伝われば、
個性が輝き始めるだろう。
◆ 売り場を作る時に、私たちが忘れてはならないことがあります。
それは、お客様の食卓を、そしてお客様の笑顔を想像することです。
どんな売り場なら、毎日の買い物が楽しくなるかを考えるのです。
Information
「おいしいものだけを売る」~奇跡のスーパー「まるおか」の流儀
丸岡 守 著 (商業界)1500円+税
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nakayama (火曜日, 06 11月 2018 15:26)
ブログ、拝見しました。「自分の価値判断でものごとを見極める力」ずっしりきました。食べ物に限らず、「流行っています」、「売れています」、等の言葉にすぐ乗せられてしまう私。見極める力、付けていきたいですね。
梅田 晶子 (火曜日, 06 11月 2018 19:04)
nakayamaさん、
こんにちは!コメント嬉しいです!ありがとうございました。
確かに!私もまだまだ乗せられるところも多々あります・・(;'∀')
見極める力、私も「食」意外も意識して付けていきたいと思います!